嘉門の紹介

嘉門は令和五年五月に岐阜県郡上市大和町にオープンしたうなぎ屋です。うなぎで心を満たす。という事を自分の中で大切にして日々うなぎを焼いています。そして、美味しいうなぎを大切な人と食べる時は、日々の喧騒を忘れて、ゆっくりとうなぎを味わって、幸せな気持ちになってもらいたいと考えています。店内も上質な空間づくりを心掛けました。
郡上市はいくつかの町が合併してできた市になります。お隣の郡上八幡は夏になると『郡上踊り』が有名で全国からたくさんの方が訪れる場所になります。お盆の期間になると、夜8時~朝5時頃まで踊り続ける『徹夜踊り』に参加する人たちで、街中は渋谷のスクランブル交差点のように人、人、人でごった返します。
そんな夏に盛り上がる郡上八幡から車で15分くらい北上したところにお店を構えております。目の前には長良川の支流の栗栖川が流れており、廻りを山々に囲まれたとても静かで隠れ家的な場所です。嘉門として営業している建物はもともとは隣接する酒蔵の平野酒造様の社長宅として長年使われてきた歴史ある場所です。その雰囲気をなるべく活かして、あまり手を加えずにうなぎ屋として再出発しました。

社長宅だけあり店構えもどっしりとしており、柱、床に使われる木材、襖や障子など手が込んでいて現代の家では中々見ることのできないものらしいです。お客様の席は全席椅子席になっておりますので、足腰や膝が悪い方も安心してご利用いただけます。今日現在お席は20席ご用意がございます。
嘉門の近くには車で五分程で大和の道の駅や足湯スポット、大和温泉、マリオットホテルなどが近くにあります。お客様の中には温泉後に嘉門でうなぎを食べるルートを『郡上のゴールデンルート』と命名してくださるお客様もいらっしゃいます。また郡上大和は『古今伝授の里』として知られております。僕がまったく和歌などには通じておらず分からないのですが、その道の方が言うには、郡上大和はとてもすごい歴史が眠っている場所だと聞いたことがあります。小学生になる息子がいますが、小学生の授業の中にも俳句の授業があるくらい盛んな町になります。
簡単にですが『嘉門』のご紹介になりました。郡上市でうなぎを食べるならぜひ嘉門へお越しください。