メニューの紹介①

紅白重

嘉門の数あるメニューの中で、一番人気の不動の地位を確立している紅白重。

いきなり話しが飛びますが、うなぎ好きの方でも、かば焼きは食べたことあるけど、白焼きは食べた事がないという方も多いのではないでしょうか?それもそのはず、【うなぎはかば焼き】っていう方も多いですし、かば焼き美味しいし、それだけでお腹も心も満たせますよね。懐具合はピンチになりますが・・・。(笑)懐具合がピンチなのに、わざわざ未知の白焼きに冒険することはしなくてもいいし、昔から食べ慣れているかば焼きがいいですよね。僕もその気持ちめちゃくちゃ分かるし、うなぎ屋で修行するまで白焼きなんて食べた事なかったです。

でも、そんな風に考えているすべての方に食べてほしいのが、嘉門の紅白重です。一つのお重にかば焼きと白焼きがのっています。うなぎはハレの日に食べることが多いと思いますが、紅白という名前もとても縁起がいいですし、見た目もかば焼きと白焼きで美しいです。

お誕生日や、父の日、母の日などのお祝い事に紅白重をご注文される方も多くみえます。

お客様に伺うと白焼きはうなぎ臭いのではないかと思っている方も見えますが、嘉門ではうなぎを仕入れた後に、郡上の綺麗な地下水で2日間ほど泳がせます。そうすることで、うなぎ特有の臭さが消え、また冷たい水にさらされることで動きが鈍り、脂ノリもさらに良くなります。

白焼きには、山葵、お塩、レモン、お醤油などを付けて召し上がっていただきます。個人的にはわさび醤油が大好きです。白焼きを今まで食べた事がない方は、また新たなうなぎのおいしさを発見できるのではないかと思います。

白焼きは、味の濃いタレでごまかすことができないので、まさにうなぎ職人の腕の見せ所だと考えています。1000度にも達すると言われる炭火と向き合いながら、うなぎの脂を適度に落とし、一番おいしい状態に仕上げるのはまさに職人の技。そんな職人技が詰まった嘉門の紅白重をぜひお召し上がりください。

郡上市でうなぎを食べるなら嘉門へお越しください。