【郡上でひつまぶしランチ】3度おいしい嘉門の地焼きうなぎ、教えたくなる贅沢時間

こんにちは、郡上市大和町にあります、地焼きうなぎ専門店「嘉門(かもん)」の店主です。

今日のブログは、「うな重」でも「白焼き」でもなく——
**“ひつまぶし”**のお話をさせてください。

特製肝乗せひつまぶし


■ 郡上のひつまぶしは、香ばしさが違う。

名古屋名物のイメージが強い“ひつまぶし”ですが、郡上の清らかな水と炭火焼の技術が合わさると、ひと味もふた味も違うものになります。

嘉門のひつまぶしは、炭火で地焼きにしたうなぎを細かく刻み、熱々のごはんにのせた一杯
タレは、地元・畑中商店さんの「隠し地溜まり醤油」ベース。くどくないのに、奥行きがある。ひつまぶしのように“何度も味を変えて楽しむ”料理には、このタレがぴったりなんです。

まず一口。
カリッと香ばしい皮の下から、ふっくらとほどける身。
焼きの香りとタレの甘みが広がって、「このまま最後まで食べてもいいかも…」と思ってしまうほど。

けれど、ひつまぶしの本領はここからです。


■ 3通りの楽しみ方。箸が止まらない理由。

嘉門では、**王道の“ひつまぶし三段活用”**でお出ししています。

①【そのまま】
まずは焼きたての地焼きうなぎを、ごはんと一緒に。
皮目の香ばしさと炭の余韻が、口いっぱいに広がります。

②【薬味を添えて】
ネギ、わさび、海苔をのせてひと口。
薬味の清涼感が、うなぎの旨味を一段と引き立ててくれます。

③【出汁をかけて】
最後は出汁茶漬けでさらりと。
熱々の出汁をかけると、うなぎの香ばしさがふわりとよみがえり、サラサラと心地よく喉を通っていきます。

「この食べ方、ずるいわ」
「一杯で三度美味しいって、本当に贅沢」
お客様からよくいただく言葉です。


■ 観光ついでの贅沢ランチに、ひつまぶしを。

郡上は水の都。
郡上八幡の街歩き、郡上おどり、和良川の釣りや阿弥陀ヶ滝など、どの季節も見どころは尽きません。
そしてその合間に食べるランチこそ、記憶に残る時間になります。

「郡上でひつまぶし食べられるところある?」
そう聞かれたら、迷わず答えてください。
“嘉門でどうぞ” と。

古民家を改装した静かな空間で、炭火の音を聞きながら味わうひつまぶし。
地元の素材、職人の技、旅の気分——その全部が詰まった一杯です。


■ 店舗情報

📍 地焼きうなぎ専門店 嘉門(かもん)
〒501-4612 岐阜県郡上市大和町徳永164-2(平野醸造敷地内)

🕚 昼:11:00〜14:00(L.O)
🌙 夜:17:30〜19:00(L.O) ※平日夜は予約制

📞 TEL:0575-75-1145
❌ 定休日:水曜・第2第4木曜
📸 Instagram: @jiyakiunagi_kamon
🐦 X(旧Twitter):@kamon_unagi

椿と嘉門

「郡上 ひつまぶし」で検索してたどり着いたあなたへ。
これは、ただの“うなぎごはん”ではありません。

ひと口ごとに、うなぎの魅力が深まる。
そんなひつまぶしを、ぜひ味わいにいらしてください。

—— 店主より