【岐阜・郡上グルメ】本当は教えたくない、“うなぎ専門 嘉門”の地焼きうなぎ体験
こんにちは。郡上市大和町、酒蔵の一角で**地焼きうなぎ専門店「嘉門(かもん)」を営んでおります。
今日は、岐阜や郡上で“ほんとうにうまいうなぎ”**をお探しの方に向けて、少しだけお話しをさせてください。

岐阜でうなぎ?郡上でうなぎ?――答えは“嘉門”にあります
「岐阜 グルメ」や「郡上 グルメ」で検索された方。
もし、“忘れられない一食”をお探しなら、うなぎは候補に入っていますか?
岐阜県郡上市大和町。山と水に囲まれたこの地に、
炭火で一本ずつ丁寧に焼き上げるうなぎを出す、ちいさな専門店があります。
名前は「嘉門(かもん)」。
酒蔵を改装した古民家の中、カウンターなし、ただうなぎに向き合うだけの空間です。

地焼きとは“ごまかしの効かない”焼き方です
うちのうなぎは「地焼き」。
関西風、つまり蒸さずに、炭火で直接焼き上げるスタイルです。
だから、焼きすぎても、焼き足りなくても、すぐ味に出る。
簡単そうに見えて、実はごまかしの効かない勝負なんです。
けれど、それだけに、香ばしさと脂の甘みが、
噛んだ瞬間に“パチン”と弾ける。
あの感覚は、地焼きでしか出ません。
水が違う。醤油が違う。だから、うなぎの味も変わる
嘉門では、敷地内に湧く**「古今伝授の水」**で、仕入れたうなぎを一晩以上泳がせます。
この水が、余分な臭みを取り除き、身をやわらかくしてくれる。
そして、焼きの決め手となるタレには、**地元・畑中商店の「隠し地溜まり醤油」**を使用。
かつては蔵元の身内だけで“隠して使っていた”という、幻のような溜まり醤油です。
それを継ぎ足しながら、じっくり育ててきた嘉門のタレ。
焦げた醤油の香りと炭の香ばしさが、炊き立てのご飯と重なり合って、
ひと口目から、もう箸が止まらなくなります。

高級?高い?――いえ、“うなぎは一品完結の贅沢”です
うなぎと聞くと、「高い料理」と思う方も多いかもしれません。
でも、ちょっとだけ考えてみてください。
焼肉や寿司は、いろいろな品を頼まないと満足できない料理です。
でも、うなぎは丼ひとつ、お重ひとつで完結する料理なんです。
タレ、ごはん、焼きたてのうなぎ。
それだけで、心も体も満たされる贅沢って、なかなかないと思いませんか?
郡上観光のついでじゃなく、「うなぎを食べに郡上へ」来てください
郡上八幡や白鳥、高鷲の観光とあわせて立ち寄っていただく方も多いですが、
最近は、「嘉門のうなぎを食べにだけ郡上へ」来てくださる方も増えてきました。
ありがたいことに、地元の常連さんも観光のお客様も、
「こんなうなぎは初めて食べた」と言ってくださいます。
店舗情報|郡上の“地焼きうなぎ”を、ぜひ一度ご体験ください
📍うなぎ料理 嘉門(かもん)
〒501-4610 岐阜県郡上市大和町徳永164-2(平野醸造敷地内)
📞 0575-75-1145
🕐 昼 11:00〜14:00(LO)/夜 17:30〜19:00(LO)※平日夜は要予約
定休日:水曜・第2&第4木曜
📸 Instagram: @jiyakiunagi_kamon
✖️ X(旧Twitter): @kamon_unagi
おわりに
「郡上でうなぎ? そんなイメージなかった」とよく言われます。
でも、食べた方の顔を見ると、いつもこう思うんです。
「この一口で、郡上の記憶が変わったな」と。
郡上の水と空気、そして炭と醤油が生み出す、本物の一尾。
どうぞ、一度お召し上がりください。
嘉門で、お待ちしております。