【下呂温泉から1時間】美食を求める大人の寄り道|地焼きうなぎの名店「嘉門」へ
下呂温泉といえば、日本三名泉のひとつ。
美肌の湯としても名高く、全国から観光客が集まります。
ただ、旅慣れた方ならこう思うこともあるかもしれません。
「温泉街の料理もいいけれど、せっかくだから少し遠くの“本物”を食べに行きたい」と。
そんな方におすすめしたいのが、**岐阜県郡上市大和町にあるうなぎ専門店「嘉門(かもん)」**です。
下呂から車で約1時間。温泉と観光を楽しんだあとに立ち寄れる、静かな大人の寄り道です。
■ モデルルート:下呂温泉から、地焼きうなぎまでの一日
10:00|下呂温泉街をぶらり散策
朝風呂のあと、温泉寺や噴泉池周辺をのんびり歩く。
飛騨川沿いの足湯カフェで一息入れても。
11:30|出発・下呂から郡上へ(車で約1時間)
飛騨金山ICから東海北陸道へ。道中は山の景色が美しく、ドライブそのものが旅の楽しみに。
12:30|うなぎ専門店「嘉門」到着・昼食
ちょうど小腹が空いてくる頃に、静かな町の中のうなぎ店に到着。
観光地の喧騒を離れた場所で、丁寧に焼かれたうなぎをゆっくり味わう。
14:00|食後は郡上の名水散策や和紙体験もおすすめ
近隣には古今伝授の里フィールドミュージアムなど、文化や自然に触れるスポットも。
少し足を延ばせば郡上八幡にもアクセス可能。
■ 嘉門のうなぎは「観光ついでの一食」では終わらない
嘉門でお出ししているのは、蒸さずに炭火で焼き上げる関西風の**“地焼きうなぎ”**。
余分な脂は落とし、皮は香ばしく、身はふっくら。
一匹一匹、炭の火加減と対話しながら、ちょうどいい焼き加減を見極めて仕上げています。
タレは地元産のたまり醤油をベースに、甘すぎずコクのある味わい。
焼き上がりに軽く絡めるだけで、素材の風味を引き立てます。
「一口食べたら、忘れられない味だった」
そんな感想をいただけることが、なによりの励みです。
■ 落ち着いた空間で、心をほどく食事の時間
テーブル席のみの静かな店内。
観光の途中で気を張らずに入れる、けれどもどこか凛とした空気の漂う空間を心がけています。
ご夫婦で、小旅行の締めくくりに。
親しい友人と、特別な日の昼食に。
観光地の賑わいとはまた違う、「落ち着いた贅沢」を感じていただけたら嬉しいです。
■ 嘉門(かもん)店舗情報
- 住所:岐阜県郡上市大和町徳永164-2
- 営業時間
昼:11:00〜14:00(L.O.)
夜:17:30〜19:00(L.O.)※平日夜は予約制 - 定休日:水曜日・第2/第4木曜日
- 駐車場:あり(店舗前)
- 席数:テーブル席のみ(カウンター席なし)
■ 下呂から1時間、ちょっと贅沢な寄り道を
温泉につかって、美味しい空気を吸って、
最後にもうひとつだけ“特別な記憶”を加えたいとき。
その役割を、うなぎの店が果たせるなら、それ以上の喜びはありません。
下呂温泉にお越しの際は、ぜひ一度「嘉門」にもお立ち寄りください。